特任助教 畑山 貴志(ハタヤマ タカシ)
略歴
2012年 | 本学歯学部歯学科卒業 |
2017年 | 本学大学院博士課程修了(歯学博士) |
2017年 | 本学歯学部附属病院 医員 |
2017年 | 本学大学院う蝕制御学分野 非常勤講師 |
2018年 | 本学歯学部附属病院 医員 |
2019年 | 本学歯学部附属病院 特任助教 |
日本歯科保存学会認定医
研究内容
有限要素法を用いた内部応力の解析
根管治療後に歯冠を回復する際,ファイバーポストを用いたコンポジットレジン支台築造法が現在新しい接着材料の発展とともに広く使用されています.そういったケースにおいて,フェルールが最も重要なファクターであることは様々な論文で言及されているが,フェルールがない場合の歯の修復方法に関しては未だ議論がなされています.
有限要素法を用いて,フェルールがない場合のモデルを用い,ポストの長さやファイバーポストの有無,荷重方向の違いなどによって内部応力分布にどう言った影響があるかと検討いたしました.それらを解明し,理解することで根管治療後の歯の修復方法へ応用し,日常的な臨床に活かせると考えております.